2012年08月28日

スーパータロムのコミカライズ版を見てきました

お久しぶりです、SatoshiMcCloudです。
今日は、スーパータロムのコミカライズ版についてお話しましょう。

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〜おさらい スーパータロムって何?〜
「スーパータロム」とは、アニメ制作会社ナックが作ったオリジナルアニメ作品です。
以上。


いや、整理してみたらマジでコレしか分かってないんです。
そもそもは、「アニメの王国」というコンピレーション的アニメDVDシリーズが初めて世に出たといわれてまして、その時に「チャージマン研!」と一緒に収録されていたそうです。
その絵柄やストーリー展開がチャー研に通じるものがあることから、チャー研と同時期に制作されたパイロットフィルム(アニメ企画を出資者にプレゼンするときに作る、基本的に内部向け作品)と言われていました。
真佐美ジュンさんという方がその時に立ち会ったという話を公開されています。

さて、この「スーパータロム」はテレビで放映された記録が存在せず、パイロットフィルムが存在するだけと思われてきました。
ところが、最近になって、スーパータロムにはコミカライズ版が存在するという噂が流れてきました。色々調べてみたところ、「テレビマガジン」という雑誌の73年1月〜3月号に掲載されたところまでネットで分かりました。
(掲載雑誌の情報については、2chのチャー研スレのどなたか、コミカライズ版を執筆したらしい方の情報などを参考にしました。)



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そこで、国立国会図書館の分館である国際こども図書館に行き、実際に見てみました。
実は行ってきたのが7月20日で、執筆している今日が8月28日。本当はこの手のレポートは実験のすぐその日のうちに書かなきゃいけないんですが、ちょっとサボってましたorz
以下、分かったことを箇条書きにしてみます。

 ・テレビマガジン73年1月・2月・3月号には本当に「スーパータロム」が掲載されていた。
 ・全3回の連載で、1話8ページ。作者は新宅よしみつ。
 ・連載初回の1月号には「あたらしくはじまったテレビまんが」の文字が。
 ・1月号には著作権表示で「ナック・萬年社」とあったのが、2月号からは「ナック」のみに。
 ・1月号ではわりと中ごろに掲載されていたのが、2月号以降はほとんど巻末に。

 萬年社とはかつて存在していたらしい広告代理店(とWikipediaに書いてあった)のようです。1月号でテレビ放映を示唆しておきながら、実際にはテレビ放映されなかった。で、2月号から著作権表示が変更になった…なんだか裏がありそうです。

 ちなみに、同じく73年の1〜3月号に連載された「チャキチャキベイビー」(作・吾妻ひでお)という作品があり、こちらの著作権表示には「日本グッドウィル」の文字が。調べてみたらこの会社、チャー研以上の怪作として名高い「星の子ポロン」を作った会社でした。いままでネタアニメとしかつながりがなかったチャー研とポロンが、ここでニアミスしていた…という余談でした。


 ・アニメ版で悪党のボスとして登場したカイザー様は、コミカライズ版では未登場。全3話を通じて毎回新たな敵がゲスト的に登場し、タロムたちと戦いました。
 ・アニメ版ではほとんど空気と化していたルビーには「アルファー タイム・ストップ」という技が。
 ・アニメ版では、一人だけ人型から遠く離れたフォルムにより視聴者から予算不足だの散々言われたファイターには、戦闘に特化した能力が付与されており、立派に活躍してました。具体的には、タロムのブルー光線を浴びて火のたまに変身したり、タロムとルビーのアルファービッグという光線を受けて巨大化したり…。
 ・肝心のタロムには特に真新しい技はなかったような。うーん記憶が…あ、3話で円盤を投げつける技が出てきて「アルファースルー」という名前でした。
 ・アニメ版ではパパの名前は明かされていませんでしが、コミカライズ版では日暮里博士という名前で登場。1話目冒頭でパパが電話を受け取るシーンで「はい日暮里です」(※セリフが正確にこれであってるか自信ないです)というセリフがあります。
 ・1話目では、最初の3ページを使って、アニメ版における「地球の危機に際し、パパがタロムの本当の出生を伝えるシーン」が大まかに再現されてました。
 ・1話目の後半は、大量発生したクラゲが旅客船を襲っていたので助ける話。船まではアニメ版と一緒ですが、先に描いたとおりカイザー様は登場せず、オリジナル展開となりました。
 ・2話目に登場する悪党は日暮里博士の古い友人・秋葉原博士(ひょっとして日暮里博士の名前はオリジナルで、マンガの作者が駅名シリーズにしようとした?)は精神病院に収監されており、日暮里博士曰く「キチ○イ」だそうです。ほんとにナックはキチ○イ好きだな。
 ・3話目は、街中で巨大ロボットが暴れるお話。しかもこのロボット、透明。
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というわけで、メモを元にざっと箇条書きしてみました。
書きながら、チャー研とのある重大事項が判明しそうな気がしましたが、そうでもなかったぜ。
…なにか気がついたらまた書きます。
posted by SatoshiMcCloud at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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